Spring Recipesの第2版が届きました

Spring Recipes: A Problem-Solution Approach

Spring Recipes: A Problem-Solution Approach

本日、amazon.comで注文していたSpring Recipes: A Problem-Solution Approachが約3週間かかって自宅に届きました。
レシピというタイトルの通り、個別の問題に対して解決法を記述するスタイルで書かれており、使い方を検索して調べたい場合に非常に便利です。第1版のamazonの書評では非常に評価が高いのですが、Spring Frameworkの大半の機能をサンプル付で網羅してくれているので、実際に非常に便利な本です。日本語訳の予定はないのでしょうか?
第2版はSpring3.0を対象にしており、また、Spring Security、Spring Batch、Spring Integration、Flex、REST、Roo、OSGiなど非常に幅広いネタを扱っています。この手の洋書ではそれほど珍しくないことではありますが、(最近は分厚い本が以前に比べてなんとなく減ったように思うのですが)この本は1000ページ近くもあり、第1版よりさらに厚みがましており、持ち運びはほとんど不可能ですし、最初から最後まで通読するのは困難でしょう。電話帳を2冊重ねた程の厚みがあります。
なお、昨年出版されているSpring Enterprise Recipes: A Problem-Solution Approachと内容がかぶっているため、注意が必要です。(私はKindle版を購入してしまったのですが。)去年の段階ではあまりにも分厚いため、EnterpriseレシピとWebレシピの2冊に分けられる予定だったようですが、結局1冊にまとめられることになったようです。よって、Spring Enterprise Recipes: A Problem-Solution Approachを持っている人は、Enterprise系の約半分の内容は重なっていることになります。(一部中身が修正されたり追記されたりしていますが)