JBoss ASの起動時間を短縮する方法

ホットデプロイが完全でないことやメモリーリークの問題(Seamアプリの再デプロイを繰り返すと遅かれ早かれOutOfMemoryErrorが発生する)があることなどから、JBoss AS5.1.0のdefault構成で起動すると、あまりにも起動時間が長いことが開発生産性を低下させます。Seamが主要なターゲットにしている小規模なWebアプリ開発では多くの場合EJBやJMSなどのサービスは不要なので、余分なサービスを無効化することで軽量化できます。私の環境ではEJBを使わない場合に最適化した構成として、deployとdeployersフォルダー配下を以下のようにカスタマイズしています。


さらに、起動時のVMパラメーターで-Xverify:noneをつけることで10%程度短縮されるようです。こうしてもともと20秒以上かかっていたのが7秒程度まで短縮できました。私の自宅PCの環境はクアッドコアCPUでかなり高速な部類に入るのですが、会社の遅い開発PCではもっと違いが出ると思います。