JavaOne 2010でのSeam関連のセッション

以下に、Seam in Action: Covers Seam 2の著者であるDan Allen氏のJavaOne 2010における講演資料がありました。
http://www.slideshare.net/mojavelinux/jsr299-cdi-weld-the-future-of-seam-javaone-2010
特に新しい情報は無いようですが、CDIとWeldに対する要約となっています。残念ながら、Seam3の将来像に関する詳しい言及はなされていないようです。
いずれにしても、Seam3ではプログラミングモデルがまたガラッと変わるのでしょうね。個人的にはインジェクションの際にBeanを文字列でマッチせず、Google Guiceの方式でアノテーションと型でマッチさせるという考え方について行けていません。(@Namedを使えば一応文字列でマッチ可能ですが、仕様書上はあまり使うなとされている。JSR299仕様書の3.11節参照)たしかに型安全かもしれませんが、業務ロジックの開発者(フレームワークの開発者だけでなく)がアノテーションをバリバリ定義しているのがどうもイメージできません。Java EE6時代になると、プログラマーは全員メタな思考ができなくてはならないということでしょうか?