仕事環境
まったく個人的なモチベーションの問題から、前回の最終更新から2年以上が経過してしまい、多くの読者のみなさんにはご心配をおかけいたしました。「プログラミングに関して調べたことや日々感じたことをメモとして残していきたいと思います。」というもとも…
仕事や趣味でプログラミングしたり技術書を読みながら勉強したりする際には、言うまでもなく集中力を高めて維持することが大切ですね。職業プログラマーに必要な集中力ということには少なくとも二つの意味があるとは思いますが、 単純に正確に繰り返しキーを…
今月から新しい会社に転職して、あっという間に半月が過ぎてしまいました。いろいろな会社の規則や、開発環境、フレームワーク、仕事の進め方など、とにかくたくさんのことを短期間で詰め込む必要があり、もともと想定していたことではありますが自分として…
私の直属の上司ではないのですが、会社の大先輩がインドに1ヶ月程滞在し、現地のSIerの開発現場を視察してきました。現地での研修を提供している会社は、あのデータさんの子会社になっているみたいです。 http://www.vertexsoft.co.jp/services/learning-in-…
最近id:j5ik2oさんの努力する人が最後には”できる人”になる - じゅんいち☆かとうの技術日誌というエントリーを読んだことがきっかけで、エンジニアとして「努力する」ということについてちょっと考えてみました。 努力と目標設定 普段意識していなかったので…
私の会社は一般的なSIerと比べてどちらかというと技術力を売りにしている会社だと思いますが、その中でも、現在はアーキテクトチームと呼ばれる部署で働いています。そういうこともあって、自分の周りには40歳過ぎてもプログラミングしているような人もたく…
SI業界(日本)のJavaプログラマーにはオブジェクト指向より忍耐力が求められている?に対して、既に何人かの方々から 単に駄目試験だってだけなのでは。 これ確かにヒドイけどこんな資格試験の内容ひとつで業界全体を語られても のようなご指摘をいただきま…
ネット上で「97きのこ本」として既にいろいろとうわさになっているようですが、私も書店で購入して読み始めました。プログラマが知るべき97のこと作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/12/18メディア: 単行…
ITproの記事に以下のようなものがありました。 「SE」は和製英語にあらず | 日経 xTECH(クロステック) その記事ではSystems Engineerという職業はアメリカでも存在するから和製英語と呼ぶのは間違っていると主張しています。確かに、Systems Engineerとい…
共同購入サイトのグルーポンでバードカフェというお店が販売したおせちの話題がネットで大いに盛り上がっています。 痛いニュース(ノ∀`) : グルーポンの割引で買ったおせち料理が酷すぎると話題に - ライブドアブログ 痛いニュース(ノ∀`) : グルーポンおせち騒…
アーキテクトの重要な仕事の一つに、フレームワークの選択があります。そこで上流の方から毎回必ずと言っていい程求められるのは、選択肢となるフレームワークごとの生産性の違いがどのくらいあるか「定量的に」教えてほしいというものです。たとえば、Strut…
もしSIerがまともなエンジニアリングの会社だったとしたらどんな仕事が考えられるか?でSIerがITゼネコンでなくてエンジニアリングの会社だったらということを書きましたが、ここではもっと踏み込んで「SIerが優秀なスーパーPGを高給で積極的に採用する社会…
達人プログラマーを目指すための素質 - 達人プログラマーを目指してで、PGの社会的地位の低さについて言及したのですが、ステレオタイプな上流コンサルと思われる方から、以下のようなコメントをいただきました。 現在の貨幣経済において、情報システムサー…
ソフトウェア工学の教科書やプログラミングに関する技術書は、例外なく「プログラムの品質を(制約の範囲内で)できるだけ高いものにするべき」という前提で書かれています。それがエンジニアリングの目標だし、そもそも、ものづくりの職人として、できるだ…
http://1yg.net/archives/554という記事がはてブで相当話題になっているみたいです。 そんな感じで、自分の考える「プログラミングの出来る人と出来ない人の決定的な違い」は 文字の羅列に興味を持つ事が出来、理解しようと真剣に取り組めるか否か だと思う。…
今日会社の上司から「読んでみて」ということで、以下の本を渡されました。ソフトウェア要求と仕様―実践、原理、偏見の辞典 (新紀元社情報工学シリーズ)作者: マイケルジャクソン,Michael Jackson,玉井哲雄,酒匂寛出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2004/04…
どうでもよいことかもしれませんが、人によってはPGはSIer用語で、SEと単価を差別化するための用語だから、広い意味でのプログラマーという用語とは意味が違うという主張もあるみたいですね。ただし、SEがシステムエンジニアの省略なのと同じで、PGは単にプ…
アジャイル脳の対立概念はSIer脳でなくてウォーターフォール脳? - 達人プログラマーを目指してに関連して、ここで書いておくと、オープンソース開発の世界はどう考えてもアジャイル脳のプログラマーが支配している世界だと思います。こんなことはわざわざこ…
SIerがExcel→Javaのコード自動生成をPGに押し付けるのは善か悪か? - 達人プログラマーを目指してに対して「アジャイル脳」の対立概念は「SIer脳」ではなくて「ウォーターフォール脳」であり、「SIer脳」の対立概念は「ソフトウェアハウス脳」なのではという…
以前Java EEや.NETはCOBOLやVB6よりも本当に生産性が高いか? - 達人プログラマーを目指してにて 何でもかんでもとにかく自動生成させたがる。特にExcelなどの表から大量のクラスを自動生成させるなど。たいていそのようにして生成されたクラスはゴミで保守…
プログラマーの成長を考えないSIerの仮説は間違っている - 達人プログラマーを目指してに対して、 センスとやる気があるプログラマの方が20人に一人もいないに一票 というような意見をたくさんの方からいただきました。私の文章力のなさで多くの人に誤解を与…
Java EEや.NETはCOBOLやVB6よりも本当に生産性が高いか? - 達人プログラマーを目指してのコメントで 熟練者も居ることは理解しているが、開発をする上で熟練者ばかりを集めることはできない。このため初心者側にレベルを合わせざるを得ない。 というコメン…
Java EEや.NETはCOBOLやVB6よりも本当に生産性が高いか? - 達人プログラマーを目指してのブクマのコメントで すごく納得いくんだけど、SIerの上司は領域1ばかりで2は無理って言ってるわけだから、「少なくとも領域2の範囲で仕事をすることは不可能ではな…
プログラミングと設計は本来切り離せないものなのでは - 達人プログラマーを目指して で以下のようなコメントをいただきました。 アプリケーションのアーキテクトという役割についてちょっと理解が曖昧だったのがこのエントリ読んでだいぶスッキリした。今度…
プログラミングと設計は本来切り離せないものなのでは - 達人プログラマーを目指してについて。 結構前に書いた記事だったので、今頃になってここまで大きな反響が得られるとはまったく驚きです。やはり、はてブのトップページ(ホッテントリ呼ばれるらしい。…
営業支援で提案中の案件があるのですが、現状CGI+Perlで作られているコンシューマー向けサイトがあるが、 CGIなので性能が悪い コンテンツの修正が大変なのでMVCできちんと作りたい 実績のあるJavaとStrutsをメインに検討している とのことです。今時多くの…
ロバート・カッツ教授のスキル3要素という理論があります。 スキルとは何か~あなたは人に説明できますか?:Road To IT-Engineer / ITエンジニアの生きる道:エンジニアライフ 私も会社の研修で何度が耳にした理論ですが、仕事のスキルは以下の3要素から構…
忙しいプロジェクトだとどうしてもおろそかにされがちなところですが、maven2やant+ivyを使ってビルドやリリースの自動化を行い、Hudsonなどの継続的結合環境上で動作させることは、開発生産性向上のために欠かせないことです。ビルド自動化はアジャイル開発…
XPエクストリーム・プログラミング入門―変化を受け入れるや実装パターンなどの本でケント・ベックはコミュニケーションの重要性を説いています。そういういう話を聞いて「やはり、プログラマーは技術力ではなくコミュニケーション能力の方が重要だ」と思うの…
EJB2.1など、開発すべきクラスインターフェースに大きな制約のある侵略的なフレームワークに対してマーティン・ファウラーが広めた概念としてPOJO(Plain Old Java Object)という用語があることは、現在Java開発者であれば、周知のことかと思います。私は当…